ポリクオタニウム-39は、アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム(DADMAC)・アクリルアミドの3種類のモノマーから作られる、正電荷を持つ合成ポリマーにあたる(出典: CIR 2016)。水に溶かすと粘りが出るため「とろみ成分」の一群と一緒に語られることが多い。ところがCIRが挙げるこの成分の機能は帯電防止剤・皮膜形成剤・毛髪固定剤の3つで、増粘剤は入っていない。DappNotes の商品マスターでも、配合5製品はすべて洗い流す製品で、役割はいずれもコンディショニングだった。本記事はこの「増粘が本業ではない増粘系ポリマー」という位置づけを軸に、成分の正体・働き・安全性を中立に整理する。
1. ポリクオタニウム-39の基本
1.1 何の成分か
ポリクオタニウム-39は、アクリル酸、塩化ジメチルジアリルアンモニウム(DADMAC)、アクリルアミドの3種類のモノマーを重合して作られる、第四級アンモニウム塩を持つ合成ポリマーになる(出典: CIR 2016)。CAS番号は 25136-75-8、INCI名・化粧品表示名称ともに「ポリクオタニウム-39」。英語圏では acrylic acid, polymer with acrylamide and diallyldimethyl ammonium chloride という別名でも呼ばれる。ポリクオタニウム(Polyquaternium)は第四級アンモニウム基を骨格に持つ合成ポリマーの総称で、INCIでは通し番号で区別される。39番はこの3元共重合体に与えられた番号にあたる。
この成分の構造を理解する近道は、既存の兄弟成分と並べることになる。ポリクオタニウム-7は、DADMACとアクリルアミドの2元共重合体。一方、CIRが同じ報告書で一緒に評価しているポリクオタニウム-22は、DADMACとアクリル酸の2元共重合体になる。ポリクオタニウム-39は、この2つを足した形、つまりDADMAC・アクリルアミド・アクリル酸の3つを併せ持つ。CIRがポリクオタニウム-22と-39を1本の報告書にまとめたのも、モノマーの構成が重なっているためと明記されている(出典: CIR 2016)。ポリクオタニウム-7から見れば、アクリル酸というモノマーが1つ増えただけの近縁ということになる。
このモノマー1つの差が、電荷の持ち方を変える。DADMAC由来の第四級アンモニウム基は、周囲のpHに関係なく正電荷を保ち続ける。これがカチオンポリマーとしての本体になる。そこに加わったアクリル酸はカルボキシ基を持ち、pHが上がるとイオン化して負電荷を帯びる。つまりポリクオタニウム-39は、1本の鎖の中に正電荷と負電荷が同居しうるポリマーになる。同じカルボキシ基でも、本クラスタのカルボマー系のようにアルカリで中和して静電反発を起こしゲルを作るために使われるのではなく、こちらは正電荷が主役の分子に負電荷が添えられた構成という違いがある。
医薬部外品の側での名前の残り方には、この成分らしい特徴がある。日本化粧品工業連合会の成分表示名称リスト(平成20年3月25日版)では、連番3・成分コード532001に「アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液」として収載されている。別名は「アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミドコーポリマー液」。本質の欄は「本品は,アクリル酸,塩化ジメチルジアリルアンモニウム及びアクリルアミドの共重合体の水溶液である.」と書かれている(出典: 日本化粧品工業連合会)。名前の末尾が「液」で終わり、本質も水溶液と定義されている。つまり医薬部外品の側では、ポリマー単体ではなく、水に溶けた状態の混合物として名前が与えられている。
さらに同じリストを追うと、この一族が丸ごと載っていることがわかる。連番333「塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体」と連番334「塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液」は、本質がそれぞれDADMACとアクリルアミドの共重合体・その水溶液で、ポリクオタニウム-7に対応する。連番335「塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体液」は、本質がDADMACとアクリル酸の共重合体の水溶液で、CIRのポリクオタニウム-22の定義と組成が一致する。2元共重合体が2種類あり、その両方を足した3元共重合体が連番3として別に立っている。モノマーの足し算がそのまま名称の並びに残っている、という読み方ができる。
規制上の位置づけを整理すると、ポリクオタニウム-39は医薬部外品の有効成分ではなく、化粧品にも医薬部外品にも添加成分として配合されうる成分になる。この成分自体に承認された効能はない。配合製品が薬用を名乗る場合、その効能は別の有効成分の承認内容に紐づくもので、ポリクオタニウム-39が担うのは感触や帯電防止といった処方側の役割にとどまる。
1.2 どんな製品に配合されるか
DappNotes の商品マスター(2026年9月時点・全132製品)でポリクオタニウム-39を配合していたのは5製品だった。その内訳が、この成分の性格をそのまま映している(出典: DappNotes 商品マスター集計)。
| 製品 | 剤型 | 表示順 | マスター上の役割 |
|---|---|---|---|
| デオコ スカルプケアシャンプー | シャンプー | 37成分中17位 | コンディショニング(カチオンポリマー) |
| NILE 濃密泡洗顔 クリーム洗顔せっけん | 洗顔料 | 62成分中31位 | 同上 |
| マニフィーク クレンジング フォーム | 洗顔料 | 19成分中17位 | 同上 |
| チャップアップ フェイスウォッシュ | 洗顔料 | 59成分中29位 | 同上 |
| ONE BY KOSE ポアクリア スクラブ ウォッシュ | 洗顔料 | 34成分中26位 | 同上 |
(出典: DappNotes 商品マスター集計)
5製品が5製品とも、洗い流す製品になる。シャンプーが1つ、あとは洗顔料が4つ。化粧水・乳液・ジェルといった塗って残すリーブオン製品での配合は、マスター内に1件もなかった。同じ「とろみ」の枠で扱われることが多いカルボマー系やキサンタンガムが、ジェル・乳液・美容液といった残す製品を主戦場にするのとは、分布がはっきり分かれている。
次に、5製品のうち4製品が、増粘を担当する別の成分を同時に配合していた。デオコ スカルプケアシャンプーはコカミドDEA、NILE 濃密泡洗顔はヒドロキシプロピルメチルセルロースとタマリンドガム、チャップアップ フェイスウォッシュはカルボマーとキサンタンガム、ONE BY KOSE ポアクリア スクラブ ウォッシュはグルコマンナンとPPG-2コカミドを併せ持つ。粘度を作る仕事は、専任の増粘剤に割り振られている。ポリクオタニウム-39が増粘のために呼ばれているなら、この重複は説明しにくい。
さらに5製品のうち4製品が、2元共重合体であるポリクオタニウム-7を同時に配合していた。単独配合はマニフィーク クレンジング フォームの1件だけになる。この2つは「どちらかを選ぶ」置き換えの関係ではなく、並べて使われている。感触を担うカチオンポリマーを複数積む処方は珍しくなく、デオコ スカルプケアシャンプーに至ってはポリクオタニウム-39・-7・-10・-47の4種が同居していた。
表示順は37成分中17位から62成分中31位まで、いずれも中盤から後半に位置する。ただし全成分表示は原則として配合量の多い順だが、1%以下の成分は順不同で書けるため、順位が低いことから配合量が少ないと断定はできない。CIRが参照したPCPCの使用濃度調査では、この成分の使用濃度は最大3%と報告されている(出典: CIR 2016)。
ここで、自社集計の射程を正確にしておきたい。CIRの報告書は、ポリクオタニウム-39がフェイス・ネック用のクリーム、ローション、パウダーで最大3%まで使われていると記しており、リーブオン製品での使用も報告されている(出典: CIR 2016)。つまり「リーブオンでは使わない成分」ではない。DappNotes のマスターがメンズ向け製品に寄った132製品の集まりであることを踏まえれば、5件すべてが洗い流す製品だったのは、この母集団での偏りとして読むのが正確になる。それでも、洗浄系に集中し、役割がすべてコンディショニングで、増粘剤とは別枠で積まれているという分布は、この成分の使われ方の重心を示している。
1.3 メンズ視点での見方
メンズ製品でこの成分が置かれている場所は、洗顔料とシャンプーになる。マスターで確認できた5製品のうち4製品が洗顔料で、いずれも皮脂を落とす設計の製品だった。男性は皮脂分泌量が女性の約2倍とされる一方で、肌内部の水分量は女性の約半分でインナードライに傾きやすい(出典: メンズスキンケア専門メディア各種)。皮脂を落とす力を上げるほど、洗い上がりのつっぱりやきしみが出やすくなる、という構造がここにある。
ポリクオタニウム-39が担うのは、この落とす側と残す側の綱引きのうち、残す側になる。洗浄で負電荷を帯びた肌や毛髪の表面に正電荷で吸着し、ごく薄い皮膜として残ることで、洗い上がりの手触りを整える。5製品でマスター上の役割がすべてコンディショニングで揃っていたのは、そういう配置になる。
短髪のメンズにはコンディショニング成分は意味がない、と言われることがあるが、この成分に関しては当てはまりにくい。マスターで確認できた配合先の多数は洗顔料で、働く相手は髪よりも肌の側になる。ひげ剃り後の肌のように角層が削られやすい状態では、洗浄剤そのものよりも洗い上がりの角の立ちにくさが体感に効く(関連: メンズのひげ剃り後の肌ケア)。
ただし期待の水準は正確にしておきたい。洗い流す製品に入った成分が肌や髪に残す量には限りがあり、乾燥そのものへの対処は洗浄後のケアで組むほうが確実になる(関連: メンズの乾燥肌と保湿の考え方)。この成分は洗浄剤の当たりをやわらげる補助であって、保湿ケアの代わりにはならない。
2. 期待される働き・効果
2.1 メカニズム
本クラスタは、同じ「とろみ」でもゲルを立ち上げるスイッチが何かで4成分を割っている。中和が要るもの、中和が要らないもの、イオンではなく水和と加熱で動くもの、という並びの最後に来るのがこの成分になる。ポリクオタニウム-39のスイッチは電荷だが、そのスイッチが向いている先が他の3つと違う。
他の3成分は、水の中で自分が広がることでとろみを作る。中和されたカルボキシ基どうしが反発して膨らむ、あらかじめ中和済みの鎖が水に入った瞬間に立ち上がる、セルロース誘導体が水和して絡み合う。いずれも相手を必要とせず、水と自分だけで完結する。これに対してポリクオタニウム-39の正電荷は、水の中の自分に向いていない。負に帯電した毛髪や肌の表面という、処方の外にある相手に向いている。
毛髪のケラチンや肌の表面は、水や洗浄剤に触れるとマイナスに帯電する。第四級アンモニウム基が持つ正電荷は、この負電荷に静電的に引き寄せられて吸着し、ごく薄い層として表面に残る。この層が指通りや手触りを整え、同時に髪どうしの静電反発を打ち消す帯電防止としても働く。CIRがこの成分の機能として挙げているのが、まさに帯電防止剤・皮膜形成剤・毛髪固定剤の3つになる(出典: CIR 2016)。
この機能リストが、本記事の中核になる。同じCIRが本クラスタの(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを評価した2017年の報告書では、機能として分散剤・乳化安定剤・不透明化剤とともに viscosity increasing agent(水系の増粘剤)が明記されている(出典: CIR 2017)。ところがポリクオタニウム-22と-39の報告書には、増粘剤が機能として挙がっていない。同じ機関の同じ形式の文書で、片方には増粘剤が並び、片方には並ばない。「とろみ成分」として一括りにされがちなこの成分が、一次資料の側でも増粘剤として登録されていない、ということになる。
もちろん高分子である以上、水に溶かせば粘度は上がる。CIRによれば、この成分は8〜11.5%と41〜45%の水溶液、および92%以上の粉末という3グレードで流通している(出典: CIR 2016)。水溶液として供給される原料に粘りがあるのは当然で、処方に入れれば粘度にも影響する。ただしそれは、この成分が選ばれる理由ではなく、高分子であることに伴う副次的な性質という位置づけになる。実際、DappNotes のマスターでも5製品中4製品が増粘専任の成分を別に積んでいた(出典: DappNotes 商品マスター集計)。
洗浄製品の中でカチオンポリマーがどう働くかについては、コアセルベートと呼ばれる複合体の形成がよく知られている。洗っている間、正電荷のポリマーは負電荷のアニオン界面活性剤と静電的に結びついて溶けている。すすぎで水が大量に加わって界面活性剤が薄まると、この釣り合いが崩れ、水に溶けにくい複合体として析出して毛髪や肌の表面に移る。この機序はポリクオタニウム-7で詳しく整理したとおりで、同じ第四級アンモニウム基を持つポリクオタニウム-39も同じ枠組みで理解される。
ここで、アクリル酸というモノマー1つの差がどう効くかを考えたくなる。カルボキシ基はpHが上がると負電荷を帯びるため、分子全体で見た正電荷の密度は、その分だけ下がる。理屈のうえでは、吸着の強さやアニオン界面活性剤との結びつき方、そしてどのpHで挙動が変わるかに違いが出うる。ただし本記事が参照した一次資料の範囲では、ポリクオタニウム-7と-39を同一条件で比べた吸着データは確認できなかった。構造から予想される方向として述べるにとどめ、どちらがよく吸着するといった断定はしない。実際の処方で両者が併用されている事実は、少なくとも一方が他方の完全な上位互換ではないことを示している。
2.2 一般的な効能範囲
ポリクオタニウム-39は医薬部外品の有効成分ではないため、この成分自体に承認された効能はない。配合製品が語れるのは、化粧品の効能の範囲になる(出典: 厚生労働省『化粧品の効能の範囲』)。
毛髪であれば「毛髪にはり、こしを与える」「毛髪のつやを保つ」「くしどおりをよくする」、肌であれば「皮膚にうるおいを与える」「皮膚をすこやかに保つ」といった表現の範囲にとどまる。帯電防止という働きも、化粧品としては髪のまとまりや指通りの文脈で語られるもので、それ以上の効果を意味しない。
「髪が生える」「フケ・かゆみを治す」「毛髪のダメージを修復する」といった表現は、化粧品では標榜できない。この成分を配合した薬用シャンプーや薬用洗顔料が存在する場合、その効能は別に承認された有効成分に紐づくもので、ポリクオタニウム-39は添加成分として感触や帯電防止を受け持つ立場になる。
なお、CIRが挙げる皮膜形成剤・毛髪固定剤という機能は、整髪料などでポリマーが乾いて膜を作りセットを保持する用途を指す。日本の商品マスターで確認できた5製品はいずれも洗い流す製品で、この用途での配合例は本記事の集計範囲にはなかった。
2.3 限界・誤解されやすい点
誤解されやすい点を3つに分けて整理する。
1つ目が、増粘剤として読んでしまうことになる。名前が長く、水溶液として供給され、成分表では他の増粘剤の近くに並ぶことも多いため、粘度を作るために入っていると受け取られやすい。しかしCIRの機能リストに増粘剤は挙がっておらず(出典: CIR 2016)、マスターの5製品でも増粘は別の成分が担当していた(出典: DappNotes 商品マスター集計)。この成分を見つけたときに読むべきは、テクスチャーではなく洗い上がりの感触の側になる。
2つ目が、皮膜という言葉から想像される厚みになる。カチオンポリマーが作るのは静電吸着による薄い層で、毛髪の内部構造や角層の傷を埋めるものではない。手触りが変わるのは表面のごく薄い層が整うためで、傷んだ部分が元に戻るわけではない。とくに洗い流す製品では、残る量そのものが限られる。
3つ目が、ポリクオタニウム-7との上下関係になる。モノマーが1つ多いから高機能、あるいは新しいから優れている、という読み方は成り立たない。マスターの5製品のうち4製品が両方を配合していたことは、両者が置き換えではなく併用の関係にあることを示している(出典: DappNotes 商品マスター集計)。設計者は感触の狙いに合わせて複数のカチオンポリマーを積んでおり、成分表に片方しか無いことが劣った処方を意味するわけでもない。
加えて、洗い上がりの手触りは洗浄剤の種類と量、他のコンディショニング成分まで含めた組み合わせで決まる。この成分が入っているかどうかだけで製品の良し悪しは決まらない。
3. 安全性・注意点
3.1 既知の刺激性・アレルギー報告
ポリクオタニウム-39には、名指しの安全性評価がある。CIRの報告書『Safety Assessment of Polyquaternium-22 and Polyquaternium-39 as Used in Cosmetics』で、ポリクオタニウム-22とともに評価され、現行の使用実態と使用濃度において安全と結論されている(出典: CIR 2016)。
報告書に載っている試験結果を整理すると、次のようになる。ラットを用いた急性経口毒性試験ではLD50が5g/kgを超え、非毒性と判定された。ウサギの眼刺激性試験では、すべての眼が試験期間を通じて正常で、非刺激物に分類された。ウサギの皮膚刺激性試験でも紅斑・浮腫とも認められず、一次刺激性指数は0で非刺激物と判定されている。細菌を用いたAmes試験は、代謝活性化の有無を問わず陰性だった。
ヒトでの試験も1件記載されている。成人154名(女性131名・男性23名、18〜79歳)を対象とした反復刺激パッチテスト(HRIPT)で、感作誘導期を153名、惹起期を150名が完了した。誘導期に有害な皮膚変化は観察されず、2名で意義のない程度の紅斑が1〜2回認められただけだった。惹起期にも有害な皮膚反応は観察されず、この試験材料は皮膚刺激も感作も誘発しなかったと結論されている(出典: CIR 2016)。
一方で、報告書が「見つからなかった」と明記しているデータもある。吸収・分布・代謝・排泄のデータ、反復投与毒性試験、生殖発生毒性試験、発がん性試験、そして哺乳類細胞を用いた遺伝毒性試験は、いずれも公表文献に見当たらないとされる。Panelがそれでも安全と結論できた根拠は、これらのポリマーが大きく極性の高い分子であり吸収されないため、全身毒性も気道への局所影響も考えにくいという論理になる(出典: CIR 2016)。データが揃っているから安全とされたのではなく、体内に入らないから問題になりにくい、という組み立てである点は正確に押さえておきたい。
実使用上の留意点は、他の洗浄系製品と変わらない。洗顔料やシャンプーは洗浄剤・香料・防腐剤を含むため、肌トラブルが出たときにこの成分が原因とは限らない。処方全体の問題として捉えるのが正確になる。敏感肌の人が新しい製品を試すときは、目立たない部位で様子を見てから使う、という一般的な手順が有効になる。異常が出た場合は使用を中止し、続くようであれば医療機関に相談するのが基本になる。
3.2 推奨配合量と過剰配合時のリスク
CIRが参照したPCPCの使用濃度調査(2011年)では、ポリクオタニウム-39はリンスオフ製品およびリーブオン製品で最大3%まで使われていると報告されている。あわせて2013年のVCRP届出件数は83件で、同じ報告書で評価されたポリクオタニウム-22(544件)と比べると、使用の広がりはかなり小さい(出典: CIR 2016)。フェイス・ネック用のクリーム、ローション、パウダーでの使用が報告されている一方で、実際にスプレーやパウダーで使われているかについては不確実性があるとも記されている。
配合量を読むときに注意したいのが、原料の形になる。この成分は8〜11.5%、41〜45%、92%以上という3つのグレードで流通している(出典: CIR 2016)。濃度の低い2グレードは防腐剤を含む水溶液で、最も濃いグレードは無防腐の粉末とされる。つまり同じ「3%配合」でも、どのグレードを使ったかでポリマーの実量は変わる。医薬部外品の成分表示名称が「共重合体液」という液体の名前で登録されているのも、この成分が水溶液として流通することの反映になる。
過剰に配合した場合に起こりうるのは、毒性というより感触の問題になる。カチオンポリマーを積みすぎた処方では、洗い上がりが重くなる、髪がべたつく、時間とともに手触りが変わる、といった現象が指摘されることがある。ただしこれは配合設計の問題で、洗い流す製品では次の洗浄である程度落ちるため、市販品の範囲で過度に心配する水準ではない。仕上がりが重いと感じるなら、成分名を避けるより、カチオンポリマーやシリコーンが控えめな処方を選ぶほうが現実的になる。
なお表示順から配合量を読み取ることはできない。1%以下の成分は順不同で表示できるためになる。
3.3 「危険性」と言われる根拠と実態の整理
この成分について検索したときに出てくる不安は、ほぼ1点に集中する。原料にアクリルアミドが使われている、という事実になる。アクリルアミドは国際がん研究機関(IARC)の分類でグループ2A、すなわちヒトに対しておそらく発がん性がある物質とされ、名前の印象が強い。
整理の第一段階は、モノマーとポリマーを分けることになる。発がん性が指摘されているのは、重合する前の単量体としてのアクリルアミドになる。重合して高分子の一部になったものは、化学的性質も体内での挙動も別物として扱われる。CIRがこれらのポリマーについて、大きく極性の高い分子で吸収されないと述べているのは、この点にあたる(出典: CIR 2016)。この整理自体は、本サイトがポリクオタニウム-7で扱ったものと同じ構図になる。
第二段階が、それでも残る未反応モノマーになる。重合ですべてのモノマーが消費されるわけではないため、原料にはわずかな未反応分が残る。CIRの報告書は、ポリクオタニウム-39の典型的な残存モノマーとして、アクリルアミド1ppm未満、アクリル酸50ppm未満、DADMAC 2%未満という値を挙げている。そして、この含有量は低く毒性学的な懸念はないと整理している(出典: CIR 2016)。あわせて、Panelはポリアクリルアミドの安全性評価において、化粧品処方中のアクリルアミド単量体の上限を5ppmと設定済みであることも記されている。原料段階で1ppm未満という値は、その基準を下回る水準になる。
ここで、擁護に振れすぎないために付け加えたい点が2つある。1つは、残存量として最も大きいのはアクリルアミドではなくDADMAC(2%未満)になる、ということ。名前の怖さで並べ替えると、量の順番とは一致しない。もう1つは、これらが原料段階の値だという点になる。製品にはその原料をさらに希釈して配合するため、製品中の量は別に考える必要がある。逆に言えば、原料の品質管理がこの数字を担保する前提になっている。
そして前節でも触れたとおり、この成分については反復投与毒性・生殖発生毒性・発がん性・哺乳類細胞の遺伝毒性のデータが公表文献に見当たらない、と報告書自身が明記している(出典: CIR 2016)。安全という結論は、これらの試験で陰性だったからではなく、吸収されないため全身に届かないという論理に支えられている。ポリマーの安全性評価では標準的な考え方だが、「すべて試験済みで問題なし」と読み替えるのは正確ではない。
まとめると、アクリルアミドという語から連想される危険を、そのままこの成分に当てはめるのは、モノマーとポリマーの段階を取り違えた読み方になる。同時に、残存モノマーの管理という現実の論点は存在し、試験データの空白も報告書自身が認めている。避けるべき成分でもなければ、何も考えなくてよい成分でもない、というのが実態に近い整理になる。
4. 相性の良い・悪い成分
4.1 併用推奨
ポリクオタニウム-39は洗浄系の処方に組み込まれる成分で、次のような組み合わせで現れる。
まずアニオン界面活性剤との併用になる。ラウレス硫酸Naなどの負電荷を持つ洗浄剤と正電荷のポリマーは、洗っている間は静電的に結びついて溶けており、すすぎで界面活性剤が薄まると複合体として析出して表面に移る。洗いながら感触を整える仕組みは、この組み合わせが前提になる。
次に両性界面活性剤との併用になる。コカミドプロピルベタインは泡質を整え、主洗浄剤の当たりをやわらげる補助洗浄剤で、カチオンポリマーと同居する定番の組み合わせになる。
3つ目が、他のカチオンポリマーとの併用になる。マスターの5製品のうち4製品がポリクオタニウム-7を同時に配合し、デオコ スカルプケアシャンプーではポリクオタニウム-10と-47も加えた4種が同居していた(出典: DappNotes 商品マスター集計)。感触の狙いを分担させる設計になる。
4つ目が、増粘剤との併用になる。粘度を作る仕事はカルボマー・キサンタンガム・ヒドロキシプロピルメチルセルロース・タマリンドガムといった専任の成分が担い、ポリクオタニウム-39は感触側に回る。同じ製品に両者が並ぶこと自体が、役割の分担を示している。
5つ目が保湿成分との併用になる。グリセリンやヒアルロン酸Naは洗浄後のつっぱりを抑えるために組まれ、表面の手触りを整えるカチオンポリマーとは働く層が違う。役割が重ならないため、同居しても互いを打ち消さない。
4.2 併用注意
避けるべき組み合わせが知られている成分ではないが、処方設計と使い方の両面で押さえておきたい点がある。
1点目が、正電荷と負電荷の釣り合いになる。カチオンポリマーとアニオン界面活性剤の量的なバランスが崩れると、複合体が過剰にできて洗い上がりが重くなったり、逆に十分な感触が出なかったりする。これは相性が悪いという話ではなく、設計者が調整する項目になる。消費者の側では、カチオンポリマーやシリコーンが上位に多く並ぶ製品ほど仕上がりが重くなりやすい、という程度の目安として読めば足りる。
2点目が、洗浄剤の脱脂力との組み合わせになる。落とす力が弱い洗浄剤にカチオンポリマーを厚く積むと、皮膜が残りやすく、根元のべたつきや重さにつながることがある。洗い流す製品では次の洗浄で落ちるため深刻になりにくいが、仕上がりが重いと感じるならこの組み合わせを疑うとよい。
3点目が、目や粘膜への接触になる。CIRのウサギ試験では非刺激物と判定されているが(出典: CIR 2016)、洗顔料やシャンプーの原液が目に入れば刺激を感じうる。これは製品全体に共通する注意で、入った場合はすぐ水で洗い流すのが基本になる。
4点目が、この成分に固有ではない反応の可能性になる。洗浄系製品は洗浄剤・香料・防腐剤を含むため、肌に合わない場合の原因はこの成分とは限らない。成分名だけを切り出して犯人を決めない、という読み方が正確になる。
4.3 類似成分
類似成分は2つの系統に分かれる。1つは、同じ「とろみ」の枠で並べられる増粘系ポリマー。もう1つは、同じ第四級アンモニウム基を持つカチオンポリマーになる。この成分が面白いのは、前者の枠に入れられながら、実際の働きは後者に属している点になる。
まず本クラスタの横串を置く。同じとろみでも、ゲルを立ち上げるスイッチは4通りに分かれる。そしてそのスイッチの違いが、増粘以外に何ができるかと、医薬部外品としての名前の残り方まで決めている。
| 成分 | 増粘のスイッチ | 主鎖・電荷 | 増粘以外の役割 | 部外品リストでの名前の残り方 |
|---|---|---|---|---|
| (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー | アルカリで中和してカルボキシ基をイオン化し、静電反発で膨潤する。中和しないとゲルにならない | 合成カルボキシビニル系・アニオン | 乳化安定(C10-30の疎水基が界面に吸着する) | 別名で収載(連番30「アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体」) |
| (アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー | 中和不要。Na塩として予め中和済みで、水に入れた時点で立ち上がる。スルホン酸基由来の耐塩性も持つ | 合成・アニオン(カルボキシ+スルホン酸) | 分散・乳化安定 | 2008年版リストに非収載 |
| ヒドロキシプロピルメチルセルロース | 水和のみ。非イオンでpHにも塩にも左右されにくい。ただし加熱するとゲル化する逆転挙動を持つ | セルロース誘導体・非イオン | 皮膜・保護コロイド・泡質改善 | 同名で収載(連番1730) |
| ポリクオタニウム-39(本成分) | 電荷。ただし向く先は水中の自分ではなく、負に帯電した毛髪・肌の表面。増粘は主目的ではない | 合成3元共重合体・カチオン+アニオン | コンディショニング・帯電防止(むしろこちらが本業) | 混合物の液体名で収載(連番3「アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液」) |
(出典: 日本化粧品工業連合会『医薬部外品の成分表示名称リスト』/ CIR 2016 / CIR 2017)
4成分を並べると、スイッチが段階的に外れていく順番になっている。中和が要る、中和が要らない、そもそもイオンで増粘していない、そして増粘が本業ですらない。最後の1つがポリクオタニウム-39になる。名前の残り方も4通りに分かれ、同名で残るもの、別名に変わるもの、そもそも載っていないもの、混合物の液体名でしか残っていないものが並ぶ。ここで確認しておきたいのが、この差が規制上の格の違いを意味しないことになる。4成分はいずれも有効成分ではなく添加成分で、名前の残り方は制度がどの時点で何を基準に名前を付けたかの記録にすぎない。実際、2008年版リストに載っていない成分が医薬部外品に現に配合されている例も確認できる。
次に、カチオンポリマーの側で並べる。こちらがこの成分の実質的な同僚になる。
| 成分 | 骨格 | 電荷の構成 | 個性 |
|---|---|---|---|
| ポリクオタニウム-39(本成分) | 合成3元共重合体(DADMAC+アクリルアミド+アクリル酸) | 第四級アンモニウム+カルボキシ基 | カチオン基に加えてpH依存の負電荷も持つ。CIRの機能は帯電防止・皮膜形成・毛髪固定 |
| ポリクオタニウム-7 | 合成2元共重合体(DADMAC+アクリルアミド) | 第四級アンモニウムのみ | 本成分からアクリル酸を除いた形。泡質改良に強い |
| ポリクオタニウム-10 | カチオン化セルロース(天然由来の主鎖) | 第四級アンモニウム | 主鎖が天然多糖。吸着性・きしみ防止寄り |
| ポリクオタニウム-51 | MPC系合成ポリマー | 双性イオン構造 | 保水皮膜寄りで、コンディショニングとは方向が違う |
| グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド | カチオン化グアーガム(天然由来の主鎖) | 第四級アンモニウム | 吸着コンディショニングと増粘を兼ねる |
(出典: CIR 2016 / DappNotes 商品マスター集計)
最も近いのがポリクオタニウム-7で、違いはアクリル酸というモノマー1つ分になる。ポリクオタニウム-10とカチオン化グアーは、同じ第四級アンモニウム基を持ちながら主鎖が天然多糖である点で分かれる。合成主鎖か天然由来主鎖かは、原料の出自だけでなく分子量分布や吸着の挙動にも関わるが、どちらが優れているという上下関係ではない。
増粘の枠で見れば、この成分はキサンタンガムやヒドロキシエチルセルロース、PEG-90Mといった水系増粘剤の代わりにはならない。逆に、それらの増粘剤はコンディショニングを代わりに担えない。同じ成分表の中で近くに並んでいても、置き換え可能な関係ではない、というのがこの成分の位置づけになる。
5. よくある質問
Q1. ポリクオタニウム-39は「とろみ」をつける増粘剤ですか
増粘剤として選ばれている成分ではありません。CIRがこの成分の機能として挙げているのは、帯電防止剤・皮膜形成剤・毛髪固定剤の3つで、増粘剤は含まれていません(出典: CIR 2016)。同じCIRが本クラスタの(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを評価した報告書では、機能として水系の増粘剤が明記されているので、書き分けられていることがわかります(出典: CIR 2017)。DappNotes の商品マスターでも、配合5製品のうち4製品は増粘を担当する別の成分を併せて配合していました(出典: DappNotes 商品マスター集計)。高分子なので水に溶かせば粘りは出ますが、それは選ばれた理由ではなく、高分子であることに伴う性質と読むのが正確になります。
Q2. ポリクオタニウム-7とは何が違いますか。どちらが優れていますか
構造の違いは、モノマー1種類分です。ポリクオタニウム-7はDADMACとアクリルアミドの2元共重合体、ポリクオタニウム-39はそこにアクリル酸を加えた3元共重合体になります(出典: CIR 2016)。アクリル酸が入ることで、正電荷を持つ第四級アンモニウム基に加えて、pHが上がると負電荷を帯びるカルボキシ基も分子に同居します。優劣の話ではありません。DappNotes の商品マスターでこの成分を配合していた5製品のうち4製品は、ポリクオタニウム-7も同時に配合していました(出典: DappNotes 商品マスター集計)。置き換えではなく併用されている、という事実がそのまま答えになります。なお、両者を同一条件で比べた吸着データは本記事が参照した一次資料では確認できなかったため、どちらがよく吸着するかについては断定していません。
Q3. アクリルアミドが原料に使われていると聞きました。危険ではないですか
2段階に分けて整理するのが正確になります。第一に、発がん性が指摘されているアクリルアミドは、重合する前の単量体です。重合して高分子の一部になったものは別物として扱われ、CIRもこれらのポリマーが大きく極性の高い分子で吸収されないと述べています(出典: CIR 2016)。第二に、それでも原料には未反応のモノマーがわずかに残ります。CIRの報告書はポリクオタニウム-39の典型的な残存量として、アクリルアミド1ppm未満、アクリル酸50ppm未満、DADMAC 2%未満という値を挙げ、いずれも毒性学的な懸念のない水準としています。同じPanelはポリアクリルアミドの評価で化粧品処方中のアクリルアミド単量体の上限を5ppmと設定しており、原料段階で1ppm未満はそれを下回る値になります。ただし、残存量として最も大きいのはアクリルアミドではなくDADMACである点、これらが原料段階の数字である点、そして反復投与毒性・発がん性などの試験データは公表文献に見当たらないと報告書自身が明記している点も、あわせて押さえておく必要があります。避けるべき成分でも、何も見なくてよい成分でもない、という中間の整理になります。
Q4. 洗い流してしまう洗顔料やシャンプーに入っていて意味があるのですか
この成分に関しては、洗い流す製品であることが前提の仕組みになっています。洗浄中は正電荷のポリマーが負電荷のアニオン界面活性剤と結びついて溶けており、すすぎで水が加わって界面活性剤が薄まると、水に溶けにくい複合体として析出し、毛髪や肌の表面に移ります。つまり、すすぐという工程そのものが吸着のきっかけになります。DappNotes の商品マスターで確認できた配合5製品が、シャンプー1件と洗顔料4件のすべて洗い流す製品だったのも、この使われ方と整合します(出典: DappNotes 商品マスター集計)。ただし残る量には限りがあるため、期待できるのは洗い上がりの手触りが整う程度で、乾燥そのものへの対処は洗浄後のケアで組むほうが確実です。
Q5. 成分表示で長い化学名を見たことがあります。別の成分ですか
同じ成分を別の制度の名前で書いたものである可能性があります。化粧品の成分表示では「ポリクオタニウム-39」ですが、医薬部外品の成分表示名称リストでは連番3・成分コード532001の「アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液」として収載されています(出典: 日本化粧品工業連合会)。別名として「アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミドコーポリマー液」も併記されています。名前が長いのは中身が複雑だからではなく、どの名称リストに沿って書いたかの違いになります。ただし紛らわしい隣人がいます。同じリストの連番333・334はDADMACとアクリルアミドの共重合体、つまりポリクオタニウム-7にあたり、連番335はDADMACとアクリル酸の共重合体の水溶液です。名前がよく似ているので、モノマーが3つ並んでいるかどうかで見分けるのが確実になります。
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本記事に関する注記
- 本記事は特定商品の効果を保証するものではありません。成分の働きには個人差があり、体質・肌質により合わない場合があります。
- 肌に赤み・かゆみ・刺激等の異常が出た場合は使用を中止し、症状が続く・悪化する場合は皮膚科等の医療機関にご相談ください。傷・炎症のある肌への使用は避けてください。
- 本記事で扱うポリクオタニウム-39は、化粧品および医薬部外品にその他成分(添加物)として配合される状態を前提としています。この成分自体に承認された効能はなく、医薬部外品の効能効果は承認された有効成分と承認内容の範囲に従います。
- 本記事が参照する医薬部外品の成分表示名称リストは平成20年3月25日版です。最新版で収載状況が変わっている可能性があります。連番335の成分について、本記事はリスト記載の本質(塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸の共重合体の水溶液)がCIRのポリクオタニウム-22の定義と一致することを述べたもので、名称の公式な対応関係を確認したものではありません。
- CIRの安全性評価は、公表版が Johnson W ほか, International Journal of Toxicology, 2016, 35(Suppl 3): 47S-53S として発表されています。本記事が試験内容の記述にあたって本文を参照したのは、同報告書の2013年8月16日付 Draft Final Report です。数値・結論は公表版の要旨と照合していますが、詳細な記述は版により異なる可能性があります。
- 本記事に含まれる製品数・配合位置の集計は DappNotes 商品マスター(2026年9月時点・全132製品)に基づく自社集計であり、市場全体の分布を示すものではありません。集計対象がメンズ向け製品に偏っているため、リーブオン製品での配合が0件だったことをこの成分一般の性質として読むことはできません。全成分表示は原則配合量の多い順ですが、1%以下の成分は順不同のため、表示順位から配合量を断定することはできません。
- 外部の安全性指標(CIR等)は出典明記の参考値であり、絶対的な安全性を保証するものではありません。
- 本記事はAIによる下書きを編集部がレビュー・再構成して作成しています。