PEG-150は、エチレンオキシド(酸化エチレン)が平均150個つながったポリエチレングリコール(PEG)で、常温では白いろう状の固体になる水溶性の基剤にあたる。表示名称上の配合目的は結合・保水・溶剤の3つ(出典: Cosmetic-Info.jp)。この記事の読みどころは名前にある。同じ原料が、化粧品では「PEG-150」、医薬部外品では「ポリエチレングリコール6000」(簡略名「PEG6000」)と書かれる。150と6000という数字の違いは、数えているものの違いから来る。ただし6000という数字は、150から計算した分子量ともぴったりは一致しない。そのずれの理由もあわせて整理する。
1. PEG-150の基本
1.1 何の成分か
PEGは、エチレンオキシドの単位(-CH2CH2O-)が鎖のようにつながった水溶性の合成ポリマーで、化粧品表示名の「PEG-」の後ろの数字は、つながった単位の平均の数(平均重合度)を表す。PEG-150は平均150個で、CIRの報告書の表では計算上の平均分子量が6618(150×44+18)とされている(出典: CIR 2010 Table 2)。同じ報告書の物性表では、PEG-150は白いろう状の固体・粉末・フレークで、分子量6,000〜9,000、凝固点56〜63℃と記載されている(出典: CIR 2010 Table 3)。液体のPEG-6・PEG-8、半固形〜ろう状のPEG-32より鎖が長く、常温ではっきり固体になる側に入る。
医薬部外品の側では、同じ原料が「ポリエチレングリコール6000」という名前になる。医薬部外品表示名の数字は平均分子量なので、同じPEGでも150と6000に分かれる。日本化粧品工業連合会の『医薬部外品の成分表示名称リスト』(平成20年版)には、連番1941・成分コード109877として収載されている(出典: 医薬部外品の成分表示名称リスト)。同リストの簡略名欄には「PEG(120)」と「PEG6000」の2つが載っていて、医薬部外品の成分表ではどちらかで書かれることがある(出典: 医薬部外品の成分表示名称リスト)。この「120」は、化粧品名の重合度150とも分子量6000とも違う、簡略名としての数字になる。由来はリストに書かれていない。ジオレイン酸PEG-120メチルグルコースのような「PEG-120」系の成分とは関係がない。
PEG-150とポリエチレングリコール6000が対応することは、次の4つの資料で確認できる。
- CIRの報告書の表が、PEG-150の分子量呼称を polyethylene glycol 6000 としている(出典: CIR 2010 Table 1・2)
- 国内の原料メーカー2社(日油・青木油脂工業)が、6000番の原料を化粧品表示名称PEG-150、部外品申請成分名ポリエチレングリコール6000で登録している(出典: Cosmetic-Info.jp 原料DB)
- 三洋化成工業の製品頁は、PEG-6000Sの INCI名をPEG-150としている(出典: 三洋化成工業)
- 化粧品成分オンラインは、PEG-150の医薬部外品表示名をポリエチレングリコール6000としている(出典: 化粧品成分オンライン)
ひとつ注意がある。医薬部外品原料規格2021でのポリエチレングリコール6000の平均分子量は7300〜9300で(出典: 医薬部外品原料規格2021)、150から計算した6618より大きい。計算だけで見ると、CIRの表で「polyethylene glycol 8000」(計算値7938)とされるPEG-180の方がこの範囲に入る。それでも両者が対応づけられている理由は、次の3点で説明できる。
- 「150」は公称の数字で、CIRの物性表もPEG-150の分子量を6,000〜9,000と幅で示している
- 凝固点56〜63℃は、CIRの物性表と国内の規格で一致している
- 三洋化成工業のPEG-6000Sは数平均分子量8,300で、INCI名はPEG-150になっている(出典: 三洋化成工業)
名前の数字(150/6000)は、実際に測った値を1対1で言い表したものではない。表示名称の上での呼び分けとして読むのが正確になる。
名前が似たジステアリン酸PEG-150とは別の成分になる。あちらはPEG鎖の両端にステアリン酸をエステル結合させた非イオン界面活性剤で、両端の油になじむ部分どうしが集まって液に粘りを出す。PEG-150は末端に何も付いていないPEGそのものなので、界面活性剤ではない。成分表では「PEG-150」だけで終わるか、前に「ジステアリン酸」が付くかで見分ける。
1.2 どんな製品に配合されるか
CIRの報告書に載っているFDAの届出制度(VCRP)の集計では、PEG-150の届出は43件あった。入浴剤、ヘアコンディショナーやトニック、ファンデーション、保湿剤、デオドラントなどに広く分かれている(出典: CIR 2010 Table 5)。化粧品以外では、医薬品の基剤や塗料・紙のコーティング・セラミックス工業にも使われると記載されている(出典: CIR 2010)。
DappNotesの商品マスター(2026年9月時点)では、次の3品に入っている。
| 商品 | 区分 | 成分表の表記 | 表示位置 |
|---|---|---|---|
| MARO 3Dボリュームアップ シャンプー EX | 化粧品 | PEG-150 | 49成分中12番目 |
| メンズビオレ ザフェイス 毛穴汚れクリア | 化粧品 | PEG-150 | 18成分中5番目 |
| キュレル 潤浸保湿 泡洗顔料 | 医薬部外品 | PEG6000 | 15成分中8番目 |
3品ともシャンプーか洗顔料で、洗い流す製品に偏っている。MAROのシャンプーにはPEG-6とPEG-32も並んでいて、鎖の長さが違う3種のPEGが1つの処方に入っている。メンズビオレの洗顔料では、PEG-150はグリセリンより前に書かれている。ただし全成分表示で配合量の順に並べるルールは1%を超える成分までで、1%以下は順不同で書ける。そのため、この並びから配合量は決められない。キュレルの泡洗顔料は医薬部外品で、医薬部外品には配合量の順に書くルール自体がない(有効成分以外の並び順は企業の判断による)。表示位置から量を推し量ることはできない。
1.3 メンズ視点での見方
PEG-150は、メンズのシャンプーや洗顔料の成分表で見かけることが多い成分になる。化粧品の洗顔料では「PEG-150」、医薬部外品の洗顔料では「PEG6000」と書かれ、同じ原料が商品によって違う名前で出てくる。数字が6000と大きいからといって、特別な高機能成分というわけではない。分子量で数えるか、つながった単位の数で数えるかの違いにすぎない。
役割は基剤の側にあり、髪や肌に何かの効果を与える主役の成分ではない。成分表にPEG-150があるかどうかで製品を選ぶより、主な洗浄成分の組み方や、泡立ち・すすぎの感触が自分に合うかで選ぶ方が実用的になる。
2. 期待される働き・効果
2.1 メカニズム
化粧品の成分表示名称リスト側では、PEG-150の配合目的は結合剤・保水剤・溶剤の3つになっている(出典: Cosmetic-Info.jp)。CIRの成分表も binder(結合剤)・humectant(保湿剤)・solvent(溶剤)の3つを挙げていて、両者は一致する(出典: CIR 2010 Table 1)。化粧品成分オンラインは、この3つを製品自体の水分を保つこと・乳化した系の安定を保つこと・親水性の基剤になること・パウダー製品で粉体原料を固めることと説明している(出典: 化粧品成分オンライン)。
PEGは鎖の長さで形が変わる。CIRの報告書では、分子量700未満のPEGは透明〜わずかに濁った液体で、わずかに吸湿性がある。700〜900は半固形、1000を超えると白いろう状の固体・フレーク・粉末になる(出典: CIR 2010)。PEG-150はこの固体の側にあり、水には溶ける(出典: CIR 2010 Table 3)。固体でありながら水に溶けることが、PEG-150の使い道を決めている。
- パウダーを押し固める製品では、粉どうしをつなぐ結合剤になる
- 水系の製品では溶けて基剤の一部になり、水分を保つ役割や、ほかの成分を溶かし込む役割を受け持つ
物性表で溶かしたときの粘度(約99℃)を比べると、PEG-8が7.3センチストークスなのに対し、PEG-150は470〜900センチストークスと桁違いに高い(出典: CIR 2010 Table 3)。鎖が長いほど液に厚みが出る性質があり、洗浄料の商品説明でPEG-150が「増粘」と書かれるのは、この性質を指していると読める。ただしこれは原料そのものを溶かしたときの値で、処方中での粘度の上がり方を示す数字ではない。
2.2 一般的な効能範囲
PEG-150は基剤の側の成分で、医薬部外品の有効成分ではない。医薬部外品ではポリエチレングリコール6000の名で添加物として使われる。化粧品として言えるのは、製品の水分を保つ・使用感を整えるといった範囲までになる。肌や髪の状態を変える働きを、この成分に期待するものではない。
鎖の長さと母体の違いで、同じ「PEG」の名が付く成分の役割がどう変わるかを表にまとめた。数値はCIRの表の計算値で、括弧内は同じ表の分子量呼称。
| 成分 | 母体 | EO 数/計算上の分子量の目安 | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| PEG-6 | 単体 | 6/282(呼称300) | 保湿・溶剤 |
| PEG-8 | 単体 | 8/370(呼称400) | 保湿・溶剤 |
| PEG-20 | 単体 | 20/898(呼称1000) | 保湿・基剤 |
| PEG-32 | 単体 | 32/1426(呼称1540) | 保湿・基剤・結合 |
| ポリエチレングリコール1500 | 単体(混合) | PEG-6とPEG-32の等量混合 | 基剤・保湿 |
| PEG-150(本成分) | 単体 | 150/6618(呼称6000) | 結合・保水・溶剤 |
| PEG-45M | 単体(超高分子) | 45,000/約198万 | 増粘・泡質・すべり |
| PEG-90M | 単体(超高分子) | 90,000/約396万 | 増粘・すべり |
(出典: CIR 2010 Table 2。ポリエチレングリコール1500の組成は、CIRが「Carbowax 1500はPEG-6とPEG-32の等量の固形ブレンド」と記載していることによる)
PEG-150は、「M」の付かない単体PEGの中では鎖が長い方に入る。ただし、100万単位の分子量で増粘や泡質の改善を受け持つPEG-45M・PEG-90Mと比べると、まだ短い。液体のPEG-6・PEG-8が溶剤と保湿を受け持つのに対し、PEG-150は固体で、結合と基剤の性格が強くなる。
2.3 限界・誤解されやすい点
1つめは「増粘剤」という呼び方。商品説明ではPEG-150が増粘と書かれることがあるが、表示名称の配合目的にもCIRの機能欄にも、増粘(viscosity increasing agent)は入っていない。CIRの成分表で増粘が機能に加わるのはPEG-800から先で、PEG-2M以上の超高分子のPEGにはすべて付いている(出典: CIR 2010 Table 1)。液に厚みを足す場面はあるものの、とろみ付けを主に受け持つ成分としてはPEG-45M・PEG-90Mやジステアリン酸PEG-150の方がはっきりしている。
2つめは数字の大きさ。「6000」は分子量で数えた名前にすぎない。医薬部外品の商品で数字が大きく見えても、特別な高分子成分を配合しているという意味にはならない。
3つめは前に書いた計算値のずれで、名前の数字から分子量をきっちり逆算しない方がよい。
3. 安全性・注意点
3.1 既知の刺激性・アレルギー報告
化粧品成分オンラインの整理では、PEG-150の皮膚刺激性と皮膚感作性は「ほとんどなし」とされている。ただし、どちらも「データなし」の注記つきで、眼刺激性は詳細不明になっている。50年以上の使用実績の中で重大な皮膚刺激や感作の報告は見当たらない、とも整理されている(出典: 化粧品成分オンライン)。「試験で刺激がないと確かめられた」のではなく、「試験データは乏しいが問題の報告も見当たらない」という書き方である点は押さえておきたい。
CIRの報告書には、PEG-150を名指しした記録がいくつかある。
- ウサギの腹部の皮膚に12〜13週間塗った試験では、目立った皮膚反応も全身への影響も見られなかった(出典: CIR 2010・Tusing et al. 1954)
- ヒトが10gを飲んだ試験では、尿中にPEG-150は検出されず、消化管から吸収されなかったとされる(出典: CIR 2010・Shaffer and Critchfield 1947)
- 感作では2件の記録がある。1件は試作石けんで感作した1名で、原因はPEG-6と特定された。この人に1%と3%のPEG-150で再試験したところ、陽性が出た(出典: CIR 2010・Maibach 1975)
- もう1件は皮膚科の患者92名の試験で、PEG-6に感作した12名のうち、PEG-150にも反応したのは1名だった。報告者は、PEGどうしの交差反応は分子量が近いもの同士で起きると結論している(出典: CIR 2010・Braun 1969)
感作の2件は、どちらも別のPEGですでに感作していた人での反応になる。PEG-150を塗ったことで新たに感作が起きた記録ではない。PEGで皮膚に反応が出たことがある人は、鎖の長さが違っても成分表のPEG類を確認しておくと安心できる。
3.2 推奨配合量と過剰配合時のリスク
CIRの報告書に載っている業界調査では、PEG-150の使用濃度は0.0009〜6%だった。洗浄料は0.03〜3%、フェイス・ネック用のクリーム類や保湿剤は0.009〜6%、入浴剤は2〜5%と報告されている(出典: CIR 2010 Table 5)。いずれも米国の届出・調査の値で、日本の個々の商品の配合量を示すものではない。一律の上限が定められた成分でもない。
CIRは、低分子のPEGを12%含むハンドローションを全身に塗るという、リスクが最大になる前提でも安全域が100を超えると計算している。洗い流す製品では、安全域はさらに大きいとしている(出典: CIR 2010)。一方で、やけどのように角層と表皮の両方が失われた皮膚に高濃度のPEGを含む製品を使うのは不適切だとも明記している(出典: CIR 2010)。
3.3 「危険性」と言われる根拠と実態の整理
「PEGは危険」という言い方は、主に次の2つをまとめて語ったものになっている。
1つめは、製造時の不純物。PEGはエチレンオキシドを重合させて作るため、原料由来のエチレンオキシドや、副生物の1,4-ジオキサンがごく微量残ることがある。CIRの報告書は、1,4-ジオキサンが動物で発がん性を示す物質であることを記したうえで、業界は原料を処方に入れる前に追加の精製をしていると記載している。専門委員会も、精製を続けるべきだとしている(出典: CIR 2010)。PEG-150そのものの毒性の話ではなく、原料の品質管理の問題として分けて読む必要がある。
2つめは、皮膚からの吸収。CIRは、角層を取り除いた皮膚では低分子のPEGの浸透が増えるというデータを検討した。そのうえで、アトピー性皮膚炎のような状態の肌で塗り置く化粧品を使う場合でも、安全域は大きいと判断している(出典: CIR 2010)。この議論の中心は低分子のPEGで、PEG-150のような固形の高分子のPEGは、分子の大きさの点でさらに吸収されにくい側にある。ただし上に書いたとおり、表皮まで失われた皮膚は例外になる。
まとめると、CIRはPEG-150を含むPEG類を、現在の使用実態と濃度で安全と結論している(出典: CIR 2010)。成分表にPEGとあるだけで避ける根拠は薄い。一方で、PEGに反応したことがある人や、傷やただれのある部位は別に考える、というのが実際的な線引きになる。
4. 相性の良い・悪い成分
4.1 併用推奨
PEG-150は、グリセリンやDPGのような液状の保湿剤と一緒に、水系の基剤を組む形で使われることが多い。今回の配合商品でも、MAROのシャンプーにはDPGが、メンズビオレの洗顔料にはグリセリンが並んでいる。洗浄料では、ココイルグリシンKのようなアミノ酸系の洗浄成分と同じ処方に入る例がある。これは併用で何かの効果が上がるという意味ではなく、組み合わせとしてよく見られる、という事実の紹介にとどまる。
4.2 併用注意
PEG-150との組み合わせで問題になると知られている成分は、今回確認した資料の範囲では見当たらない。注意すべきなのは組み合わせより、PEGにすでに感作している人の側になる。CIRの記録では、PEG-6などに感作した人がPEG-150にも反応した例がある(出典: CIR 2010)。
4.3 類似成分
- PEG-32・PEG-6・PEG-8: 同じ単体PEGで鎖が短い。液状〜半固形で、保湿と溶剤の性格が強い
- PEG-45M・PEG-90M: 同じ単体PEGで、分子量が100万単位の超高分子。増粘と泡質・すべりを受け持つ
- ジステアリン酸PEG-150: PEG鎖の長さは同じ150だが、両端にステアリン酸が付いた界面活性剤。会合で液に粘りを出す増粘剤で、PEG-150とは別の成分
- PEG-40水添ヒマシ油・PEG-60水添ヒマシ油: PEG鎖を水添ヒマシ油に付けた可溶化剤。名前にPEGが入るが、母体があるぶん界面活性剤として働く
5. よくある質問
Q1. 成分表の「PEG6000」と「PEG-150」は同じ成分ですか
表示名称の上では、同じ原料の呼び分けになる。化粧品表示名は平均重合度で数えて「PEG-150」、医薬部外品表示名は平均分子量で数えて「ポリエチレングリコール6000」(簡略名PEG6000)になる。CIRの報告書の表と、国内の原料メーカーの登録の両方で、この対応が確認できる(出典: CIR 2010 / Cosmetic-Info.jp)。ただし150から計算した分子量(6618)と、国内規格の分子量(7300〜9300)は一致しない。名前の数字は実測値そのものではない、と考えておくとよい。
Q2. ジステアリン酸PEG-150とは何が違いますか
PEG鎖の長さは同じ150だが、ジステアリン酸PEG-150は鎖の両端にステアリン酸がエステル結合した非イオン界面活性剤になる。PEG-150は末端に何も付かないPEGそのものなので、界面活性剤ではない。シャンプーのとろみ付けを主に担うのは、ジステアリン酸PEG-150の方である。
Q3. PEG-150は増粘剤ですか
表示名称の配合目的は結合剤・保水剤・溶剤で、増粘は入っていない(出典: Cosmetic-Info.jp)。固形のPEGは溶けると液に厚みを与えるため、処方によっては粘度の調整に使われる。そのため商品説明で「増粘」と書かれることもあるが、公式の配合目的とは別の説明として読むのがよい。
Q4. PEG-150は肌に吸収されて危険ではありませんか
CIRは、PEG-150を含むPEG類を現在の使用実態と濃度で安全と結論している(出典: CIR 2010)。皮膚からの吸収が議論になったのは主に低分子のPEGで、角層が失われた皮膚を想定しても、安全域は大きいと判断されている。例外として、表皮まで失われた皮膚に高濃度のPEGを使うのは不適切とされている。
Q5. メンズの洗顔料やシャンプーにPEG-150が入っているのはなぜですか
水に溶ける固形の基剤として、水分を保つ・ほかの成分を溶かし込む・液に厚みを足すといった形で処方を支えるためと考えられる。個々の商品で何を狙って配合したかは、成分表からは断定できない。
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本記事に関する注記
- 本記事は特定商品の効果を保証するものではありません。成分の働きには個人差があり、体質・肌質により合わない場合があります。
- 肌に赤み・かゆみ・刺激等の異常が出た場合は使用を中止し、症状が続く・悪化する場合は皮膚科等の医療機関にご相談ください。傷・炎症のある肌への使用は避けてください。
- 本記事が参照する『医薬部外品の成分表示名称リスト』は平成20年3月25日版であり、最新版では収載状況が変わっている可能性があります。連番・成分コードも同版に基づきます。
- 本記事が参照するCIRの報告書は2010年6月29日付の最終報告(Final Report, Amended Safety Assessment)です。使用件数・使用濃度は同報告書が載せる米国の届出・業界調査の値です。
- PEG-150の分子量として本記事に挙げた6618はCIR報告書の重合度からの計算値、6,000〜9,000はCIR報告書の物性表の値、7300〜9300は医薬部外品原料規格2021の規格値で、由来の異なる数字です。
- 配合商品は DappNotes 商品マスター(2026年9月時点)に基づく自社集計で、市場全体の分布を示すものではありません。化粧品の全成分表示で配合量順が求められるのは1%を超える成分で、医薬部外品には配合量順の記載ルールがないため、表示位置から配合量を読むことはできません。
- 本記事は成分の一般的な解説であり、化粧品・医薬部外品の効能効果は配合製品の承認・表示の範囲に従います。PEG-150は医薬部外品の有効成分ではなく、承認された効能はありません。
- 外部の安全性評価(CIR等)は出典明記の参考値であり、絶対的な安全性を保証するものではありません。